生きるということ。
食べ物をムダにしないこと。
人の気持ちに寄り添うこと。
ありがとう、と思うこと。
いのちには限りがあると知ること。
ひかりの森こども園は、真宗保育を基本とした仏教こども園です。こどもたちは毎日の活動を通して、自然と感謝の心といたわりの心を育んでいきます。その中心にあるのが、栽培と飼育です。こどもたちは「いのち」にふれて、学んで、育てて、共存して、そしてそのサイクルを見届けることで、いのちの大切さを五感で学んでいきます。
こどもたちは、自分たちの手で土にふれ、種をまき、手入れをして、季節の野菜を栽培しています。五感を使って育てることで、毎日食べている野菜がどれだけの手間と愛情をかけて食卓に上がるかを知るとともに、食への関心を高め、食に関わるすべてに感謝する心を学びます。自分たちが育て、収穫した野菜を食べるのは、こどもたちにとって何よりのごちそうです。
園では、犬、うさぎ、にわとり、金魚、メダカを飼育していますが、その世話をするのもこどもたちです。飼育を通して、生き物にはいのちがあること、そのいのちには限りがあること、そして地球は循環していることを知ります。そうやって、すべての生き物のいのちの大切さ、いたわりの心を育んでいきます。
安全であること、おいしくあること、体にいいことは譲れないから、園の管理栄養士が毎日、野菜とお魚中心の栄養たっぷり献立をたてています。砂糖は白砂糖ではなくキビ砂糖や黒砂糖を使用。国産大豆を使った味噌はもちろん無添加。今年は園児が味噌づくりにも挑戦しました。平日のおやつも毎日手づくりしています。
風を感じること。
友だちと笑うこと。
冒険すること。
失敗から学ぶこと。
がんばればできる、を知ること。
夢中になること。
不思議に思うこと。
伝える楽しさを知ること。
主人公と一緒に冒険すること。
世界の広さに気づくこと。
